介護職は壮年の男女が最も活躍する職場ですが、施設や働き方によってはシニア世代にも十分活躍できる仕事です。
シニア世代がどのような介護の職場に向いているのかというと、短時間のアルバイトやパートなどの仕事です。
週1日から週4日くらいまで体力に合わせ、働くことができる職場を選ぶことをおすすめします。
重労働な入浴介助や排泄介助ではなく、身の回りのちょっとしたお世話や食事を配ったりといった食事の介助などサポート役としての仕事なら、無理なく働くことが可能です。
また、施設内のゴミを集めたり清掃を行ったり、レクレーションの見守りをするなど、比較的身体への負担が少ない仕事を任せられることもあります。
このような雑務は看護師や他の介護スタッフの手助けになることも多いので、シニア世代でも介護の現場では喜ばれるのです。
話し相手になったり、時間がかかる作業の付き添いをしたり、軽作業でも全体として見たらとても役立つことが多いのが介護の現場です。
介護職は、子育てを終えたり定年を迎えてからも十分に働くことができます。
生きがいとして働く人や、老後資金のために働く人、健康維持のために勤める人など動機は様々ですが、程よく身体を動かし社会と関わって生きることは自分のためにもなります。
自分の人生経験も活かすことができ、60代、70代を過ぎてもだれかの手助けができるのは素晴らしいことです。
自身の認知症予防にもつながるとともに、働く喜びを介護の職場で見出す人も多いのです。